2013年4月8日月曜日

八重桜ライトアップーお釈迦様の誕生日ー

 おはようございます。
大分県日田市の日田駅より南に3分ほど歩いていくと、中野川という小さな川が流れています。その川沿いに約200本の八重桜が植樹され、毎年この時期にライトアップされています。(24日まで)皆さんと八重桜を観て、楽しみたいと思います。  
 
 

ところで、今日4月8日は、お釈迦様の誕生日で、全国各地の寺院では、「花まつり」をします。今のネパールに生まれたのですが、お母さんのマーヤ妃が、美しい無憂花(ムユウジュの花)をとろうして、産気づいて、お釈迦様がお生まれになったのですが、桜の花とは違いますが、この八重桜のような麗しい花だったと思いませんか。(無憂花をネットで見てみませんか。きれいですよ)
 
 
 
 
せっかくの機会ですので、お釈迦様のお誕生日を祝いながら、お釈迦様のことを考えてみたいと思います。お生まれになって、「天上天下唯我独尊」と叫ばれたということですが、この言葉は誤解されて使われています。たとえばあの人は、唯我独尊で自分のことしか考えていないとかよく言います。
 

瀬戸内寂聴さんは「天にも地にもかけがいのないわが命は唯一なり、尊いかな」と訳し、すべての人が、ひとりひとり尊い命を持って生まれてきたのですと言っているのです。今日に至るまで、インドはバラモン教の教えのもと、カースト制度がありますが、お釈迦様は、すべての人が平等であることを説いたのです。
 
現在も、不可触民と差別され、生きる尊厳すら与えられない人々が、約2億人いると言われています。今、インドではこのお釈迦様の人間すべて平等であるという教えに立ち返ろうとしています。お母さんのマーヤ妃は、お釈迦様を生んで、7日後にお亡くなりになりました。
 
今こそ、私たちも、歴史を学び、お釈迦様の生涯を学んで、自分の生きる指針を持つべきではないでしょうか。明日へ続く。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


0 件のコメント:

コメントを投稿