2013年4月24日水曜日

「念ずれば花ひらく」を読んで

 おはようございます。
昨日、ふと坂村真民さんの「念ずれば花ひらく」を読むようにと、こころの奥深くから声が聞こえてきました。坂村真民さんは、仏教詩人で、一遍上人を仰いで、四国の愛媛県に渡り、50年以上も詩作活動に専念し、2006年に97歳で永眠されました。一昨年、坂村真民記念館が開設されました。

「念ずれば花ひらく」

念ずれば

花ひらく

苦しいとき母がいつも口にしていた

このことばを

わたしはいつのころからか

となえるようになった

そうしてそのたび

わたしの花がふしぎと

ひとつひとつ

ひらいていった



 
竜体山に登った時、山道に、可憐に咲いていました。



「ねがい」

ただ一つの

花を咲かせ

そして終わる

この一年草の

一途(いちず)さに触れて

生きよう

随筆集「念ずればはなひらく」坂村真民(サンマーク出版)より

じっくり読むと癒されるでしょう。生活や仕事のなかに、さまざまな夢や目標を持って人は生きています。ほんとうにこころから思っているか、念じているか、自問自答することから始めると、宇宙のおおきなふところにはいることができるのです。

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