2013年5月9日木曜日

終活のススメⅡー人生の再設計ー

 おはようございます。
人生の目標と計画を立てる上に重要なことは、検証することです。このブログを読んでいただいている方には、30代の方も、40代、50代、そして60代以上の方もおられるでしょう。あれをしたかったけれど言う人のほとんどが、目標と計画を紙に書いていないのです。

昨日、人生の振り返りをしてくださいと書きましたが、振り返ってどうですか。私は還暦の記念に「生きる」という冊子を書き、人生の振り返りを書きました。昨日改めて書くと、小学校を上がる前、骨髄炎を患い、切断しなければならないと言われ、母が筑豊の添田の有名な病院におんぶして、連れていってくれ、原因がわかり、無事、酒井外科の酒井先生に手術をしていただき、事なきを得たことを感謝しています。母の愛情を忘れることはありません。また、高校を卒業して、神戸に行くときに、父がひとり、渡里橋から見送ってくれた父の姿を忘れることはありません。このようなエピソードを書き残しておくのです。

人生は川の流れのごとくか。急流のときもあります。(日田市三隈川)


いまはやりのエンディングノートですが、終活とかエンディングと言われるとまだまだ現役だと言われる人がいますが、突然やってくる、心筋梗塞による死亡者は、昨年一年間で、4万3265人で死亡原因の一位なのです。またどうもなくても人生は、目標と計画を立てて、価値ある一生を送るべきです。

日本資本主義の父と言われた第一国立銀行や東京証券取引所を設立し、多くの慈善事業もおこなった渋沢栄一さんが言っていたいう言葉が「40、50ははなたれ小僧、60、70は働き盛り、90になって迎えにきたら、100まで待てと追い返せ」ですが、渋沢さんも91歳で逝ってしまいました。しかし渋沢さんは、死ぬまで目標というかを持って世のために尽くしてきたのです。

今までの人生を振り返り、見直す、検証する、反省するという作業があって、次の目標設定があるのです。たとえば、昨年60歳で定年退職した人は、65歳までは老齢基礎年金しかでませんので、満額で約78万しかでません。奥さんと二人暮らしで年間約250万は最低必要と言われていますので、約170万足りないのです。貯金を取り崩して5年間で約850万必要です。さあどうしましょう。なんとなく生きてゆけないですよ。高齢者の再就職は難しいですよ。

人生の再設計の一番目に経済面をあげるのは、現実の問題だからです。これについては明日書きますが、自分自身の振り返りで、私は中学3年生の時に、ライオンズクラブ主催の国際平和論文で佳作入選しました。今の国連のあり方を言い当てたと自負しています。

秋にいろづく銀杏の木も、初夏の新緑をたたえ、人々に木陰を与えてくれます。(日田市亀山公園)



高校三年のときに、小田実さんの考え方に共鳴し、日田市に「ベトナムに平和を市民連合」(べ平連)をつくりました。これが父を悩ませたと思いますが、父は一言も言いませんでした。しかし東京から、地元に帰ってきて、青年会議所に入会し、平和をつくり、平和を維持するためには、人間というものを知らないといけないし、世界史をしらないといけないなとつくづく思いました。

だから、どんな方ともお話しますが、日教組の皆さんが言うような理想主義的な平和論には組みしません。人間は弱いものいじめをするし、強い国は弱い国から奪い取ろうとする現実を見ると、国際政治の世界では、いかに自分の国を守るために、多方位外交が必要かがわかるし、そのようなことができる政治家や政党を選ばないと、国民の生命や財産は守れないのです。

政治家もクリスチャンンやブッディストの方がたくさんします。私も、キリストにならいて、仏陀にならいてを目指して生きています。真の平和は、釈尊のようなこころをすべての人が持たないとやってこないです。しかし現実は、違うことを認識していないと、釈迦族は滅亡し、古代イスラエルも滅亡したのです。話が飛びましたね。

つまり私も人生の節々で、振り返り、反省し、次の目標を立て、たった一度きりの人生を謳歌したいと思っている一人なのです。それはかならず、わたしの終わりのときがくるからです。



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