おはようございます。
ロングトレイルという言葉をしっていますか。日経が今年のトレンドキーワードでトップに挙げた言葉です。ロングトレイルとは、自然や文化を楽しむながら、山や街道を長距離歩く旅のことです。ですので自然や史跡や名所を楽しむことができるし、その地域のグルメや温泉も楽しむことができるのです。日本ロングトレイル協議会が各地に候補をあげていますので、ネットでみてください。大分県では、国東半島峰道トレイルが今年の秋からスタートするそうです。
昨日、日田市天ケ瀬町の天ケ瀬六瀑のうち、行ってなかった山伏の滝、楓葉の滝、夕日の滝を探検に行きました。楓葉の滝と夕日の滝は、秘境の滝のようですね。ただ夕日の滝は、途中まで行ったら農作業しているおばちゃんからその格好でいくんと言われ、次回の挑戦としました。再度、桜滝に行きましたが、ほんとうにいのちがよみがえるパワースポットだと確信しました。
桜滝の正面、岩場に座り、瞑想。全身、氣を浴びる。最近若返った気がします。
桜滝の真向いの、生い茂る苔と草木。神韻縹渺たる精気。
静かに座り、瞑想していると、中村天風先生のプラナヤマ(活力吸収法)の誦句が浮かんで来ました。
「神韻縹渺たるこの大宇宙の精気の中には、我等人間の生命エネルギーを力づける
活力なるものが、隈なく遍満存在して居る。
今私は プラナヤマ法と称する特殊なる密法を行い
この活力を、五臓六腑は勿論 四肢の末端に至るまで、
深甚なる感謝をもって 思う存分吸収しよう。」 公益財団法人天風会「天風誦句集」より
郷土史家であった故福本英城さんが「記紀が伝える邪馬台国」(芸文堂)を書いていましたが、高天原は天ケ瀬のことではないかと思っています。つまり地名からいえば、符合する高塚・天ケ瀬・馬原ですね。そしてダンワラ遺跡から出土した皇帝しか持てなかった「漢金銀錯嵌珠竜文鉄鏡と金錯鉄帯鈎」(東京国立博物館所蔵)こそ、卑弥呼の鏡であり、天照大御神こそ卑弥呼なのだと推理してみると歴史ロマンがあるでしょう。
それから、天瀬駅前の「あまがえる」に行き、女将の斉藤久美子さんからいろいろな話を聞いてみて、天瀬町はロングトレイルのコースにしないと勿体ないなと思いました。ここで「あまがせぐるぐるたんけんMAP」をもらいましたが、さとう瑠璃さんの書いた「天の川ものがたり」にびっくりたまげ、感動しました。
パワースポット天ケ瀬六瀑、天ケ瀬温泉共同露天風呂と足湯巡り、顕徳坊尊・高塚地蔵尊・藪不動尊(九州最古の霊場)巡礼などでも一泊二日はかかる。(歩くのですよ。)これは日田市全体でも、咸宜園・日隈月隈星隈・竜体山コース、陶器の郷小鹿田焼きのコース、渡神岳・普賢岳・釈迦岳・御前岳コースなどすごい財産があります。みんなで日本ロングトレイルに登録しましょう。
今日は、14時からパトリアで「民藝と小鹿田 受け継がれる炎」シンポジュームに行き、明日(3日・4日)からの小鹿田第9回唐臼祭に行きます。皆さんも行きませんか。
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