おはようございます。
昨日、贈り物をするために、大分県日田市小野にある小鹿田焼の里を訪れた。小鹿田の里は十軒の窯元で、一子相伝によって三百年以上も続けられているのです。どんなことでも続けていくことがもっとも大事なことを思います。
ろくろを回し、陶器をつくっている こぶくろ釜にて
「小鹿田の響き」
「まばゆい初夏の日差しのなかで
ただ 唐臼の音が聞こえてくる
ガタン ゴトン ジャー
ガタン ゴトン ジャー
唐臼に水がためられ、
粘土がこなごなに 挽かれてゆく
ガタン ゴトン ジャー
ガタン ゴトン ジャー
その音は、小鹿田の里に
方々から 響き渡る
まるで 祈りのように 清らかに
止むことのない いとなみがつづく
ガタン ゴトン ジャー
ガタン ゴトン ジャー 」
小鹿田の里の風景、唐臼と上り釜
可憐な花々も唐臼の響きと戯れている
25歳で逝った黒木武雄君の甥が構えている黒木史人釜に立ち寄り、お母さんと義姉にお会いでき、お仏壇に手を合わせることができました。武雄君の兄の才人さんも、10年前に亡くなり、史人さんが小鹿田焼を継いでいる。小鹿田は、このようにして受け継がれているのです。感謝、合掌。
黒木史人釜の展示品
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