2013年5月21日火曜日

終活のススメⅩ-葬儀とお墓ー

 おはようございます。
昨日書いた霊魂のことをご理解いただいたならば、葬送の儀は必ずしてくださいね。そしてあなた自身がどのような葬儀をしてほしいかをエンディングノートに書いておくことです。またご両親がおられれば、どのような葬儀をしてほしいかを聴いて置くことが大切だと思います。

私の友人のお姉さんで、癌で亡くなったが、闘病中にDVDなどを残し、まさに自前の葬式をつくり、その方の生き様が偲ばれ、感動的な葬儀でした。できれば自分で、生前に伝えたいことをつくっておくことが大切なことだと思います。

先逝く方も心配ですが、見送る側もどのような葬儀をすればよいかとか、つまらぬ兄弟げんかになることもあるのです。家族葬、ワンデーセレモニー(通夜など一日で済ます)、密葬(本来の意味であとでお別れ会などをする)、直葬、社葬など、いろいろは葬儀の形態があります。

 熊本の終活フェアにて、小生です。皆さんもこのようになります。



私は霊魂を供養し、送ると言う意味でいえば、家族葬から一歩進んで、家庭葬にして欲しいとおもっています。お知り合いの方も大事ですが、愛する家族から見送ってほしいからです。一日目、お通夜をし、二日目で、家で家族葬をするのです。

読むお経も書いておきますので、できれば家族がお経をあげてほしいのですが、できない場合は、住職に言っておきます。わたしは、家に御仏壇(祭壇)を設けることが大事だと思います。日本人の家族が信仰を取り戻すべきです。また今のお寺さんのあり方に問題があるなら、かって、内村鑑三氏が提唱した無教会主義を同じように無檀家主義もありうると思っています。

そうは言ってもお坊さんの出番も必要でしょうから、まずは生前戒名(受戒)をすることです。戒名は絶対に必要ではありませんが、仏のみもとに行く意味で、仏教に帰依するという意味で受戒するわけですから、死んだらどんな戒名をつけたか、全くわかりませんので、生きているうちにもらってはどうでしょうか。本来はそうでした。

最期にお墓は、家の墓がある人はいいですが、どうするかを決めておかないといけません。自然葬や樹木葬がいいと言う人がいますが、法律では散骨はできても、埋葬事業は、宗教法人か公益法人しかできません。

今は、御仏壇においていいですかとの質問がありましたが、埋葬してないのでおいて置くことはい問題ありません。ただし、ずっとそのまましておくわくわけにはいかないので、宗派にとらわれない納骨堂・御廟などがよいと思います。このようなところが、今から増えてくると思われます。

葬儀もお墓も、根本は霊魂を供養する心、神仏を崇め、信仰するこころが、去り逝くものも、現世で生きて行くものにとっても大事なことです。もう阿弥陀様のみもとに行った人のことは何も心配しなくていいのです。それよりあなたの人生を心配してください。残された方のためにも、生前にきちんと整理し、準備しておきましょう。

「生きる」より 別府武志著(NAOグラフィック)

   「 旅立ち  」           
             
 この世の生を終え、新たな旅立ちが始まる            
 肉体は、この世での役目を終え、土に帰る            
 魂は、その時、肉体を去って、宇宙の根源へ向かって旅立つのです。            
             
 この世の生涯を終えても、あの世のことを思い煩うことはありません。            
             
 宇宙の根源のもとに還ることができるからです。            
             
 静かに静かに永遠の眠りにつくのです。            
             
 出会ったすべての人に、すべての生きとしいけるものに、無限なる            
 宇宙の霊に感謝します。            

これを持ちまして、終活のススメは終了したいと思います。相続などわからないことがありましたら、遠慮なくメールにてお問い合わせください。
E-mail beppu1717@mint.ocn.ne.jp


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