2013年5月8日水曜日

終活のススメⅠー人生の再設計ー

 おはようございます。
GWも五月晴れの日が続いて、気持ちのよい朝を迎えることができ、感謝です。退職後、東京国際仏教塾に通い、仏教の学びをしたのち、一般社団法人終活カウンセラー協会の終活カウンセラーの勉強をさせていただいておりますが、このブログを通して、終活とは何か、人生の再設計をなぜしないといけないかを読者の皆さんと共に考え、提案をしていきたいと思います。

此の川を上ると、夕日の滝があると言う。(昨年の大水害で道がえぐれ断念、天ケ瀬町瀬野尾)

インド哲学では人生の区切りを、学生期(人は生まれて、社会に出るまで学ぶ期間)、家住期(社会に出て働き、家族を養う期間)、林棲期(退職し、自然に触れながら人生を再考する期間)、遊行期(人生に終焉に向かって、神仏を尋ね、祈りの期間)としています。

日田市前津江町釈迦岳山頂の釈迦像

人生の再設計は、年齢に問わず、常に考えておくべきだと思いますが、特に60歳の還暦のときが最も必要と思っています。還暦とは、0に戻り0からリセットする意味ですから、ちょうど良いのですが、今年から定年制度が65歳まで延長されましたので、個々人にとって、職場内、仕事上の軋轢も出てくるかも知れませんね。

人生の再設計をするまえに、人生の振り返りをしてほしいと思います。誰から、どこに生れ、幼年時代、小学生時代、中学生時代、高校生時代、大学生時代、そして社会人になって、どこに勤めどんな仕事をし、誰と結婚し、子供達のこと、還暦までのことを書き続くると、楽しかったこと、うれしかったこと、つらかったこと、苦しかったことなど、すべてが懐かしく思い出せ、すべてに感謝でき、自分自身が癒されるのです。

ですから別に還暦にとらわれず、若い人なら、就活をする前に、今までの人生を振り返り、書くことをおすすめしますし、20歳、40歳、60歳で振り返りを、書くことが、人生を自分ものにできるのではないでしょうか。あなたの人生はあなたが描き、あなたが決め、あなたが思ったとおりになるのです。

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