2013年6月11日火曜日

世界農業遺産ー宇佐ロマンⅡー

 おはようございます。
宇佐市院内町は、日本一の石橋のまちで、石橋巡り(75ヶ所)ができます。院内町も安心院町を含めて、ロングトレイルもしくはオルレコースをつくるといいなと思いました。院内は柚子の産地でもあり、「どじょう」の生産も有名です。

また安心院町は、「すっぽん」で有名ですし、安心院ワインは新鮮な地元のブドウから作っていて、おいしいです。どじょうもすっぽんもワインも世界農業遺産のひとつだと思います。あの「下町のナポレオン」を言われた「焼酎いいちこ」は宇佐にあります。

いいちこの経営はユニークで、もともと3軒の酒醸造会社が合併してできた会社ですから、社長は交替制だそうです。こらからの中小企業は、合併をして会社を強くするのも、生き残る道だと思います。いいちこというネーミングがいいですね。

日田市にも、いいちこの醸造所があり、「ひた全麹」のCMが、坂本冬実さんの歌っている有名な「また君に恋してる」(ビリーバンバン、作詞:松井五郎)です。いい歌ですね~。

朝露が招く 光を浴びて
はじめてのように ふれる頬

てのひらに伝う 君の寝息が
過ぎてきた時が 報われる

いつか風が 散らした花も
季節巡り 色をつけるよ

また君に恋してる いままでよりも深く
まだ君を好きになれる 心から

宇佐は、私が青年会議所時代によく来ましたが宇佐平野は広いなと言う印象がありました。中津市に吸引されるかなと思いましたが、町は活気があり、大分からあげの発祥の地を中津を競争する活力を感じました。

この宇佐平野の米、麦を競争力のあるものにするには、ぜひとも宇佐ブランド米にしてほしいとお思います。FB友達の方も、仙人米やしあわせ米など自然農法で作っていますので、これを伸ばしながら、宇佐全体のブランドが必要かと思いました。

TPPは、避けては通れない条約交渉であり、日本各地の農業生産者が痛手を蒙るかもしれません。これを乗り越えるには、まさに日本人がつくってきたコメを、日本人は食べると思います。正直、年をとったのか、腹いっぱい食べるより、高くても安全で、安心して美味しいものを食べるようにしています。

いいちこがあるからだと思いますが、麦の生産も多いなと思いました。いいちこがこれからもぜひとも宇佐麦にこだわって作ってほしいと思います。宇佐平野を見てまわり、東光寺の五百羅漢を見に行きました。羅漢とは我々みたいな仏教修行者で、人生を感じさせる表情をしています。ひとりひとりの羅漢の顔をゆっくり見るといいですね。この東光寺あたりから長洲と言うところで、海に面していますので漁業も盛んで、まさにイケメンの海の幸彦と山の幸彦のいるところかなと想像した次第です。

宇佐市もお嫁さん不足だと思いますが、今は田舎に住みたいとか、農業をしたいとか、歴史女子や仏教女子なども増えています。やはり行政や商工会、農協などの諸団体が、積極的に婚活支援をしてほしいと思います。では、宇佐神宮に良縁をお祈りして合掌。子供は国の宝です。
明日は、豊後高田市田染から富貴寺、熊野磨崖仏を書きます。乞うご期待。



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