2013年6月27日木曜日

国会議員への怒りと憤りと失望

 おはようございます。
昨日の参議院における首相問責決議によって、重要法案を廃案にしたことに、怒りと憤りと失望を覚えました。参議院議員が廃案した重要法案は以下のものです。

◇廃案になった法案・条約承認案

 ●政府提出法案(4件)

・電気事業法改正案

・生活保護法改正案

・生活困窮者自立支援法案

・海賊多発海域船舶警備特別措置法案

 ●議員立法(2件)

・水循環基本法案

・雨水利用推進法案

 ●条約承認案(6件)

・日中韓など投資協定5件

・日印社会保障協定


長い時間をかけ、審議し、首相が予算委員会に出席しないのは憲法違反だと主張し、首相問責決議をし、国民生活に係る重要法案を廃案にしてしまった。これは仕組まれた政争であり、与党も敵に隙をみせてはいけないことを身に染みたと思いますが、国民はたまったものではない。

野党第一党の民主党は、重要法案の可決が先だと昼まで言っておきながら問責決議を先行させ、、このように国民を裏切るような言動がどれだけ選挙に影響するか、都議選の結果を反省することなく、今やていたらくな政党になってしまったのかさえ、わからない国会議員の先生たちには、何の期待もすることはできない。(2大政党としての民主党に期待していたのに)

環境問題やエネルギー問題を是正していくための「電気事業法改正案」をまた半年延ばすのですか、生活に困っている国民を救済する「生活保護法改正案」「生活困窮者自立支援法案」はどうするのですか、いつのするのですか、今でしょ。国会議員の先生たちはエアコンの入った部屋で涼しい顔をし、高給をもらい、税金の無駄使いをぬけぬけとしているんじゃないですか。国民は暑い中、一生懸命働いて、熱中症にかかっている。神様は許さないと思いませんか。

まず、国会議員は半分に減らしてどうですか。これは国民投票で決めましょう。どうせ国会では決まらないのですから。そして国会議員も国家試験をしてはどうですか。

憲政の神様と言われた尾崎行雄氏は、「国よりも党を重んじ、党よりの身を重んじる 人の群れかな」と言ったそうです。国会議員の先生方は、何もわかっていない。国民の心情も生活もわかっていないと思いますが、皆さんはどう思いますか。

「国というものがわからない」と言った元首相(この人のご両親はなにを教えたのでしょうか)が、中国に行っていいかげんなことを言っていますが、国益を著しく害した公人は訴えることはできないのでしょうか。

国家と国民、日本人の宗教観、日本人の依って立つべき哲学・思想がわからない人が国会議員になったり、首相になったりすることは許されるべきものでしょうか。国民は選挙でしか行使できませんので、この選挙を有効に使いましょう。

救われるのは、日本の首都東京、都議会選挙で、都民が正しい結果を出したことではないでしょうか。自民党が圧勝するのは誰もわかっていたでしょう。それより社会福祉などに力を入れている公明党や、批判政党として信念をもっている共産党が躍進したことが都民の高い政治感覚レベルを証明したものではないでしょうか。私はいわゆる保守ですが、共産党の人は、誠実な人が多いなと最近思っています。つまりウソをつかないと言うことです。ウソつきは泥棒の始まり。

いわゆるマニフェスト、選挙公約にだまされないように、国民は公約が民意を反映しているか、そしてそれは実現可能なことかをしっかり考えて、ぜひとも投票にいきましょう。地球環境も待ったなしです。グローバルな世界、企業も、国も、スピード感のないところは、衰退あるのみなのです。




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