2013年6月14日金曜日

お祈りを捧げる

 おはようございます。
この一週間、宇佐市と豊後高田市の自然や神社仏閣、史跡など訪ねまわったが、やはり人間の生活、営みのなかに信仰が息づいていると感じられました。私達人間は神仏から離れて生きられるのでしょうか。

安心院町深見にある大建寺の山門と五重塔(国宝後醍寺をモデルの建立)


宇佐市院内や安心院の自然に触れ、遊び、帰宅しTVを見ると、つまらぬニュースばかり、笑えないバラエティ番組ばかり、たとえば円高、株の急落を伝え、安倍政権の危うさを言ったりしているがそれが庶民の生活と何の関係があり、急務のことでしょうか。

安倍政権の政策と株高は、実態経済がよくならない限り、何も関係ないと思いませんか。国民みんながよくなるために努力しているのです。株で儲けるなどとは、素人にはできないことぐらい、世界の資金がマネーゲームでまわされていることぐらい、国民はわかっていることです。そんなことより毎日、一日一日の生活、生きている実感が大切なのです。

メディアがいつも為替と株式市場をニュースするがそれが国民と何の関係があり、投資家もそのような遅れたニュースを必要としていないのでないでしょうか。メディア関係者も感性がマヒしたニュースを流すのは見直してはどうでしょうか。そのうち誰もTVを見なくなりますよ。週刊誌が、セックスが80歳まで現役だと裸の写真を載せて欲望を駆り立てて、売り上げをあげている構図と一緒だと思いませんか。

そんなことより、朝起きて太陽に向かって、礼拝し、静かに座り、体を調え、呼吸を調え、心を調えていくとき、生きている実感を味わうことができるのです。そして般若心経を唱和するのですが、それは自己の利益のためではなく、世界の人々の平和な生活を希求してお祈りを捧げるのです。

大建寺の観音菩薩像(宇佐市安心院深見)

阪神淡路大震災、東日本大震災・大津波、北部九州大水害、四川大地震、アメリカ大竜巻で亡くなった方々、そして世界各地の戦争で犠牲になった方々、飢餓で亡くなった多くの子供たちのご冥福をお祈りします。神仏よ、私達から災難を取り去ってください。神仏よあなたにお祈りを捧げます。

0 件のコメント:

コメントを投稿