2013年7月2日火曜日

座禅のススメⅡ-温泉禅ーひびきの郷

 おはようございます。
昨日、午前中に仕事を終わらせ、大分県日田市大山町にある「ひびきの里」に行きました。大山町は、あの有名大分県の一村一品運動の発祥の地で、当時「ももくり 植えて ハワイに行こう」という合言葉が流行った町です。

今、諌山 創さん(26歳、漫画家)の「進撃の巨人」(2000万部)の原画展があり、こんな若手がいたのかとびっくりしました。発想がすばらいいですね。大山の自然が、巨人をはぐくんだのかも知れませんね。他にも、日田市出身で漫画家久世みずきさんがいますが、彼女のイラストなどもみずみずしくて素晴らしいですね。

梅雨の晴れ間のひびき谷  一句「進撃の 巨人もつかる ひびき谷」

さて、わたくしは、ひびきの郷 梅の香温泉「なごりの湯」につかり、いつもの温泉禅を楽しんだわけです。ここの露天風呂には、ちょうど胡坐座で座れる岩がみっつあり、座禅をするのには最適なのです。

温泉禅は、まず湯につかり、手で首から肩、両手、胸、腹、そして両足を、さすります(血行が良くなる)。つぎにゆっくり、肩を内側から、外側から、10回づつまわします。首を前後左右に10回づつまげ、最後に首を右左に5回づつまわします。わたしは、PCで執筆するので肩こりがひどいのですが一発でよくなります。

今日は、「のごりの湯」の露天風呂のちょうどよい岩の上に、半水浴くらいかな、半跏趺座か胡坐座で座り、それは温泉内では浮力があるためです。両手は両足の上に置き、チン・ムドラ(二指で円をつくり、三指は伸ばす手印です)です。

温泉が流れてくる下に座禅に最適の岩があります。

肩の力を抜き、氣を丹田に静め、大きく吐いて一息します。半眼でもよいし、つぶってもかまいません。チン・ムドラをしていますので、眠たくなりません。温泉禅のよさは、温泉のミネラルを肌と呼吸から吸い取ることができることです。

ここの露天風呂が温泉が小川のように流れていますので、そのせせらぎに集中します。いい音ですよ。ときには、小鳥が飛んできますので、小鳥のさえずりを聞きます。そこで自然の中にひたり、自然と一体になるのです。いいでしょ。

これを10分前後しますが、あがって本を読み、また入りと3回繰り返しますので、昨日は2時半に入り5時に出ました。「なごりの湯」の温泉禅は最高でした。この湯は、単純泉で、打ち身や疲労回復の効能があり、温泉禅とミックスすれば効果倍増ですね。

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