2013年7月8日月曜日

座禅のススメⅢ-自然禅と温泉禅ーかんぽの宿日田

 おはようございます。
日曜日は、参議院選挙中で、TVでは党首討論花盛りでした。政権というものは安定していないと政策の実施ができないのは当たり前ですから、国民は政治・政策の実行を求めるわけです。しかし権力を持つと、横暴になり、国民不在の政治になりかねないので、批判政党が必要なのです。その資格すらないような政党もあるように覚えてなりません。私たちの一票の積み重ねで決めさせてもらいましょう。

さて、昨日知人がいのちを絶ったとの連絡がありました。詳細な理由はわかりませんが、私は「好き(欲望)で滅びる」という言葉が思い浮かびました。お金の好きな人は株などの投機に失敗し、女好きの人はセックスと情念のために、仕事好きな人は過労死で、事業欲の強い人は事業の失敗で、酒やたばこ好きの人は、病気になり、死に至らしめるのです。

もっと、悠々自適に生きて、どうせ死ぬのですが、大往生したいと思いませんか。それにはお釈迦様が言われたように、煩悩(欲望)を鎮め、心豊かに、静かに生きる事ではないでしょうか。若い人も、がむしゃらに働く時代は過ぎたと思います。自分を大切にする、家族を大切にする、時間を大切にしてほしいと思います。

還暦を過ぎても、65歳定年制になりましたから、仕事をリタイアできないのですが、仕事の仕方も変えなければ心も体もついていきません。どちらにしても65歳からはのんびり過ごしてはどうですか。あるいは地域社会に役にたつボランティアをした方がおもしろいですよ。欲望を追いかけるのはもういい加減やめてもいいのではないでしょうか。

しかし欲望は生きている限り、湧いてきます。それを鎮め、コントロールするのが座禅だと思います。いつでもどこでもできますので、食べて、寝る、あるいは歯を磨くごとく習慣化することです。そして都会の人も、月に何回かは、山の中で、森の中で座禅してみませんか。それを自然禅と名づけました。自然と一体になれるのす。

軽ワゴン車に半畳のたたみをおいて、森や河畔に行き、静かに座るのです。


今日の温泉禅は大分県日田市にあるかんぽの宿日田をご紹介します。温泉禅の仕方は前回説明しましたので、前回分を読んでください。なぜここの温泉をあげたかと言うと、100%かけ流しの露天風呂があるからです。温度は65℃ですが、これを竹枝でさまします。ナトリウム炭酸水素塩の塩化物泉なので、肌によく、腰痛、ひざ関節、こわばり、肩こり、背筋のこり、神経痛、痔、冷え症、疲労回復、健康増進によいとのことです。

かんぼの宿日田の露天風呂
 
温泉禅で、皮膚と呼吸から、温泉のミネラルをいただき、心を静かに調えるなら、間違いなく健康であり続けることができます。ぜひお近くの温泉場に行って、ゆっくりしてください。これだけ豊かな自然と温泉がある国は世界には日本だけです。ほんとうに感謝します。明日は天ヶ瀬ロングトレイルのコース選定のため、早朝6時よりトレッキングしますので、ブログはお休みしますが、明後日みなさんにご紹介します。(夏場の温泉は短時間の方が氣が抜けずにいいとおもいます。)



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